日本の都市化

刈谷の工業と政治1872ー1972年

新刊

愛知県刈谷市の1872年からの100年間を主に工業と政治面から俯瞰する。

¥ 2,200(税込)

著者 Gary D. Allinson
柴田 みつ子
出版年月日 2022/10/20
書店発売日 2022/10/28
ISBN 9784863455092
判型・ページ数 B5・294ページ
定価 2,200円(税込)
在庫 在庫あり

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内容紹介

1975年刊行の『Japanese Urbanism: Industry and Politics in Kariya, 1872-1972』の完全日本語訳。本書のテーマである刈谷市は1972年の時点で人口9万人、その多くがトヨタ系大企業数社に雇用されている。1922年、トヨタは刈谷の地域社会に初めて、その名を登場させた。以来、トヨタは刈谷の経済の命運に大きな影響を及ぼしてきた。小規模繊維工場としてのささやかな創業から世界最大企業の1つとなるまでの成長過程を織り込み、アリンソン氏はトヨタの歴史、トヨタと他の日本企業との関係、トヨタの経営および労務、地方政治におけるトヨタの役割を解明する。

本書は日本の政治経済に関するこれまでの伝統的な見方に対して、控えめではあるが、新鮮な視点を提議する。しばしば無機的になりがちな日本の「近代化」論に実像を吹き込み、日本歴史学の一般的概念に再検討を迫る。従って、本書は特に歴史学者が興味を抱くであろう。同時に地域研究をテーマとする文化人類学者・社会学者、あるいは都市政治・政治変遷の研究者、比較労使関係の専門家、企業史や経済発展を研究する経済学者にとっても、興味の尽きない内容となっている。

目次

第1章  はじめに    
第2章  前近代の踏襲 1872-89年
第3章  国民国家への足並み 1889-1921年
第4章  工業主義の到来 1922-31年
第5章  将来への模索 1932-45年     
第6章  急進派の一幕 1945-55年
第7章  工業による主導 1955-67年    
第8章  豊かな時代へ 1967-72年
第9 章  結論               
訳者あとがき
日本の都市化
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